ごめんなさい
を持ち出さなくても
大丈夫な話し合いがあるのだなと
実感しています
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我が家の場合
「夫婦ゲンカ」という認識のものは
これまでにはほぼ起こっていませんが
「意見の相違」という認識の元での
割と真剣な話し合いは
何度かあります
子どもたちのことに関して
それぞれができることを
受け持っています
それは例えば
情報を集めたり取捨選択は夫
スケジュール管理と渉外は私
それぞれの役割は果たしつつも
私自身は
子どもたちを交えて
情報共有する時間が不足していたことに
不満を感じていました
これまでの経過と
こちらの持っている情報を並べて
あらためて
夫はどう考えているか尋ねたときに
夫が発した
「わからんなぁ」
という言葉に
私の中の何かが反応して
プツリと音を立てました
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こういうとき
決まって
自分の悪いクセが出ます
「思い込み」が発動して
「どうせ〇〇でしょ」
「じゃあ、もういい」
よろしくないパターンだと
そこで自分のカラに
閉じこもってしまうのです
ただ今回は
(「もういい」で終わらせちゃダメだ)
とても大切な内容であったせいもあり
冷静に考えつつ
諦めと落胆の言葉ではなく
自分の気持ちを並べていました
結果
夫としては
これ以上の情報はなさそうなので
それに対して「もうわからない」と言っただけ
決して
匙を投げたり
突き放す意味で言ったのではないということ
(↑私の思い込みはココに反応していました)
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お互いの認識が少し違っていたために
今回のような感じになったけれど
それぞれ
自分の役割は果たしているという自負があったので
その場を丸く収めるためだけだったり
とりあえず言っておこうという
「ごめんなさい」は
どちらからも出てきませんでした
自分の正しさを示す材料を押し並べて
相手の「ごめんなさい」をいかに
スムーズに誘導するか
勝ち負けだったり
白黒付けることに拘っていたときには
そのことに躍起になっていました
そうだったんだね
それが悲しかったんだね
こちらの気持ちに寄り添ってくれる
そんな言葉があるわけではありませんが
お互いの手の内を知って
スッキリ解決でした
我が家の話し合いは
毎回こんな感じですが
ブレない夫とのやり取りは
色々考えさせられます
(もちろんいい意味で)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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